入学試験の思い

中学受験及び高校受験も私立を皮切りに先日は公立高校の入学試験も終了しました。入学試験も推薦など多様化が進んできましたので様々な生徒自身の多様性に向き合うためにも総合的には良いことと感じています。

今回はペーパーでの入学試験について考えたいと思います。入学試験に至るまで生徒さん自身の努力はもちろん、ご家族もサポートしつつ見守られてきたことと思います。そこに至るまで大変な努力を重ねてきた人も、淡々とその日を迎えた人も試験当日は緊張しない人はいないと言っても過言ではないと思います。試験が終わり答え合わせをした時の焦りやドキドキ、落胆や達成感などひきこもごもですが筆者もあの時の感覚は鮮明に蘇ってきます。

大人になった今はその時の幸福感や失敗感も自身の人生全体で占める割合はどんどん小さくなっていくので「気にすることはない」と言ってしまいがちです。しかし10代のそれは100倍も1000倍も大きなことであるに違いありません。札幌桑園校もその時や感覚を共有して本人にとっての大きなことを受け止めた上での指導が大事だと感じている所です。